センター英語解く得!

センター英語の過去問+詳しい解説のページです

MENU

英語力を伸ばす最強の勉強法は「反復学習」!その効果と効率的なやり方

f:id:center-tokutoku:20180519111536j:plain

腕立て伏せ(push-up)も効果を出す(胸の筋肉をつける)には何度も何度も、それこそ嫌というほど繰り返す必要があります。

1. 日本人はなぜ日本語が得意なのか?

 我々は「簡単に」日本語を習得しますね。その理由を考えたことがありますか?

 「国語が得意だ」というと話はまた別ですが、赤ん坊の頃から少しずつ言葉のようなものをつぶやくようになり、幼稚園くらいになると分からない言葉はあるにせよ簡単な意思疎通には困らなくなります。

 大人になって日本語自体がしゃべれないと思っている人はごく少数でしょう。(上手にというとまた話は別ですが)

 しかし生まれた際には一つの言葉も知らなかった人間が話せるようになるのは不思議なことですね。

 その辺の生物学的に専門的な理由は、もちろん自分には分かりませんが、一つ言えるのは我々は1つの言語を習得するのに莫大な時間をかけ反復練習をしているのです。

 それは空気を吸うのと同じくらい当たり前のことなので意識しないだけです。

 赤ん坊は話せないにせよ莫大な日本語のシャワーを浴び続けているのです。それも数年間。そして少し話せるようになった後もそれは死ぬまで続きます。

 家族、友人の会話だけでなくテレビやYouTubeの動画から流れてくる言葉も日本語です。頭の中で考える時も、夢を見る時も使っている言語は日本語です。

 つまり膨大な時間をある言語にかけた場合のみ、人はネイティブレベルになれるという訳です。

 自分などは大学入試の勉強を除き、英語の勉強をしたことがありませんでした。社会人になってから真剣に英語を始めた変わり種ですが、そのせいで今でもリスニングは苦手です。

 TOEICで900以上は取れるので一般的な日本人から見れば得意な方ですし、受験生に教えるのは問題ありませんが、ネイティブや帰国子女と比べると絶望的に劣っています。

 (1日3時間英語を聞き続けるといった努力はずっとしていましたが、ネイティブの人が英語に触れる時間と比べると圧倒的に少ないということですね)

 受験生に対しては少し大袈裟な話かもしれませんが、言語を習得するにはそれだけ大変だということを頭に入れておいて下さい。

 

2. 非ネイティブが英語力を上げる唯一の方法-反復学習

 今の話からいくと、アメリカで育ったなど英語使う環境で幼少期を過ごしていない日本人が英語の達人になるのは至難の技です。

 私の友人で純国産育ちで同時通訳として活躍されている方がいますが、例外なく信じられないくらいの努力家です。
(やはり実際のところ、通訳者は帰国子女が多いです)

 しかしもちろん、心配しないで下さい。受験生に要求されている英語力は同時通訳などからみると遥かに下です。

 ただ、なぜこんな話をしたかというと、反復学習をしないで「英語が苦手だ」とか「英単語を覚えられない」と言う受験生があまりに多いからです。

 仮にクラスで英語ができるA君がいたとしましょう。帰国子女でもない限り英語ができるのは反復学習を積んでいるからです。
(地道な努力の必要性を分かっている人はわざわざ他人に秘訣を教えません)

 英語の学習は水泳やピアノのようなものと考えると良いと思います。

 水泳でオリンピックに出るような人はそれこそ幼少期に泳ぎ自体は習得していると思いますが、 タイムを上げるためにはそれこそ何千、何万、何百万回と同じ泳ぎを続けるわけです。

 ピアノもある曲を弾けるようになっても先生からOKをもらうのは大変なようですね。同じ曲を1年やることもあると聞いたことがあります。

 受験生がここまでやる必要はないですが、伝えたいのは反復学習の重要性です。

 例えばテレビゲームが得意な人だって、そこに至るまでには莫大な数をこなしているはずです。自分の好きな将棋でも、一流のプロは常に詰将棋をやって頭の訓練をしています。

 反復学習という言葉からは、何か地味、地道な感じがしますが、反復学習を厭わずにできる人のみ英語が得意になります。(受験生だけでなく、社会人でも同じです)

 「反復学習の重要性はわかったけど、具体的なやり方を教えて!」という受験生向けに、英単語、英文法、英文読解、リスニングと分けて効率的な反復学習を伝授します。 

3. 効果的な反復学習 (英単語編)

英単語を覚えるには1回に30分やるよりも5分を6回やる方が効果的

英単語を覚えるには集中力が必要ですが、30分も続けてやると途中からだれてきます。

英単語を覚えるには5分を6回やった方がはるかに効果的です。
(例:朝食前、電車の中、昼休み、電車の中、夕食後、夜寝る前)

5分保たない人は2分でも良いです。例えば後2分で電車がくるから1つの単語を集中して覚えるなんていうのも良いです。


英単語は1日10ずつ覚えるより30くらいにして繰り返す方が効果的

 たまに几帳面に10あるいはそれよりも少ない数の英単語を覚えようとする人がいますが、それだとなかなか進みません。(最後のページまでたどり着きません)

 どうせ忘れるのだから、一日に覚える単語は多めに設定して何度も何度も繰り返すようにしましょう。

4. 効果的な反復学習 (文法編)

 英文法で1番お勧めの問題集は「全解説 頻出 英文法・語法 問題1000」です。


瓜生・篠田 全解説 頻出 英文法・語法 問題1000

この本を繰り返しやればセンター試験の文法や整序英作文で満点が取れるだけでなく、難関私大の英文法にも十分に対応できます。

 なぜこの本なのか、ネクストステージではダメなのか、などは何れ稿を改めて書くつもりですが、今回の主題は文法の問題集を1冊繰り返すことの重要性です。

 よく学校の先生が「1冊の文法問題集をモノにしろ」のようなことを言いますが、モノにできていますか?

 なんとなく一周やってみて分かったような分からないような、あるいは選択式だから答だけ覚えましたみないなものは「モノにした」レベルからはほど遠いです。

 同じような文法項目を問う問題であっても、少しでも形が変わっていたら対応できないでしょう。

 問題が解けるだけでなく、明確に正解の根拠を答えることができ、不正解の理由も説明でき、さらにこの本に書かれた派生的な知識を身につけて初めて「1冊の文法問題集をモノにした」と言えるのです。

 以前、東大に多くの合格者を出す高校の生徒を教えていたことがあります。この学校は生徒に合格体験記を書かせて、毎年1冊の本にまとめるのですが、難関大に合格した多くの生徒がこの本を推奨していただけでなく、「5回やり通した」「6回目で何とか完璧と思えるレベルに達した」などと書いていました。

 そして「1,2回やったくらいでは全然足りない」というメッセージを添えていた生徒もいました。

 たくさんの本をやる必要はありません。良書を繰り返しやることが何よりも大切なのです。(これができないがために多くの受験生が苦労します)

5. 効果的な反復学習 (読解編)

 長文も何度も何度も繰り返し読むことにより大きな上達が見込めます。

 長文が苦手な人は最初にある文を読んだ時は、単語も分からない、構文も分からない、問題が解けないという状態が普通だと思います。(自分は神奈川の普通の公立高校出身ですが、初めて入試問題を見た時は学校のレベルと違いすぎ、全然内容が分からなくて衝撃を受けました)

 それでもどんな文でも繰り返し読む内に少しづつ分かるようになります。

 そして長文を繰り返し学習する際には必ず音読をするようにして下さい。これが繰り返し長文をやる際のコツです。

 音読とはただ声に出して英語を読むだけです。それでも慣れないと難しいですよ。

 発音の分からない単語もあるでしょうし、文の中の切れ目がわからず一つ一つの単語をフラットに読んでしまうかも知れません。それでも全然構いません。

 読む毎に新しい発見があると思います。「この単語の意味まだ覚えてないな」とか「この文構造なんだっけ」とか、様々です。

 気になった所をチェックしてから読むと、全然違った感じで読めますよ。

 これを繰り返し、最終的に音読しているだけで、単語の意味も文の内容も分かるようになっていたら一丁上がりです。

 最近の学校の教材はCDを配布することが多いです。この上なくありがたいのでどんどん活用しましょう。リスニング対策にもなるし、音読する際の正しい発音を教えてくれるし、一石三鳥です。

6. 効果的な反復学習 (リスニング編)

 リスニングの上達には反復学習が必要だというのは1番分かりやすいですね。

 単純に聞けば聞くだけ上達します。特に生の英語の音に馴染んでいない場合は1日1時間を一週間続けただけでも大きな効果が見込めます。

 ただ休むとすぐに元に戻ってしまうので、ごく短時間でも毎日続けることが肝要です。

 後は、反復学習がしやすいような環境を整えることが大切です。

 今はMPSプレーヤーの発明によって英語のリスニング学習は本当にしやすくなりました。カセットテープで学習していた身からすれば羨ましい限りですが、やることは変わりません。

 スマホでもiPodでもなんでも良いのでリスニング教材を持ち歩いて、ひたすら聞くようにしましょう。(ふと出来た隙間の時間を有効に活用して下さいね)

 今まで全くリスニングをやっていないなら、センター試験リスニングの過去問から始めれば良いわけです。

 電車の中でリスニングをするのはどんな満員電車の中でもできるのでお勧めです。ただ意外と周囲の音が気になる場合があります。その場合はノイズキャンセリング機能がついたイヤホン(ヘッドフォン)を使えば、周囲の音がかなり遮断されますよ。

 センター試験・リスニングの内容と対策については近いうちに書きますので、少々お待ち下さいね。

 以上長々と書きましたが、英語力を伸ばす最強の勉強法は「反復学習」しかありません

 自分なりに試行錯誤して歯磨きのようにやらなかったら気持ち悪いくらいの状態になればしめたものです。
 


このページを読んで参考になった方は応援クリックよろしくお願いします。

 

f:id:center-tokutoku:20180113112002j:plain

品川区・家庭教師はチューターズ・ユナイテッド